製造業向け機械を設計から電気系統まですべて社内で 庄内機械

うちのように材料の投入から梱包までの一貫した工程をこなす機械の設計ができる会社はめったにないんですよ。ほんとにおもしろい仕事だと思います(亀田氏)

 庄内機械の亀田幸作専務取締役は自信を持ってこう語ります。同社は能代の中心地から車で南に約10分の河戸川にある従業員50人ほどの会社です。

最近、今の事業内容を反映した社名にするため社名を「庄内鉄工」から「庄内機械」に変えました。あわせてホームページも新しく作成しました。

製造業のための機械製作

事業の柱は木工機械の製造。たとえばフロア材の製造機械であれば、材料の材木を投入すれば、サイズに合わせてカットし、表面に溝を削り、シートを貼り、梱包するところまでを一貫して行うことができる機械。こうした機械を手掛ける企業は全国をみわたしてもないそうです。

上がシートを貼る前。下が貼った後。このような溝のあるフロア材を一貫製造できる機械を作れる会社は他にないそうだ

電気の部分も制御盤も、何から何まで社内で完結させられます(亀田氏)

Aターン人材が活躍

北海道から九州まで全国各地の製造業者から受注して、各社の要望に合わせて機械を製造します。これまで手掛けた機械の中には豆腐のパック詰め用機械もありました。車のホイールに穴を開ける機械や医療用の製品を製造する機械も作ったそうです。

同社は現在、こうした機械を設計する人材を求めています。できれば設計の経験のある人がいいが、未経験でもやる気のある人なら任せてみたいとおっしゃいます。

亀田専務(右)と庄内健氏

亀田専務も25年前にAターンでこの会社に入りました。八森の出身で、東京でバルブの設計をしていましたが、鹿児島出身の奥様と、どちらの田舎に帰ろうかと相談した結果、もろもろの事情で秋田になったそうです。入社前、庄内鉄工(当時)のことは知らなかったそうです。ですが、設計のプロである亀田専務が、この仕事に非常にやりがいを感じていることが見てとれました。

以前の会社でも設計をしていましたが、設計が終わって工場に渡したらそれで終わり。この会社では、機械が出来上がり、お客さんの喜ぶ顔を見ることができるので達成感を感じられます(亀田氏)

設計部
設計技師たち

創業者は「現代の名工」

創業は1959年。庄内健氏の祖父、庄内七蔵氏が、向能代で鉄工所を始めました。1990年に七蔵氏は労働大臣賞(現代の名工)を受賞。その後を継いだ庄内豊氏が2016年に亡くなり、現在は、斎藤勝実氏が社長を務めておられます。

当時の建屋の前に立つ創業者の庄内七蔵氏

庄内氏も大学以降10年東京で暮らして地元に戻ってきました。プロを目指しバンドでドラムを叩いていたのだそうですが、いまは仕事一筋で、音楽活動も休止中。でも、社員旅行でハワイに行ったときにはドラムを演奏する機会があり大いに盛り上がったそうです。

ツーバイフォーのユニットを製造する機械

ちなみに数年ごとに社員旅行で海外に出かけるのも庄内機械の魅力の一つ。私たちが取材した翌週にはオーストラリアに出かけるということでした。以前は海外からの受注もあったそうですが、現在はほとんど受けていないそうです。でも、海外を見ることは大切です!

製作中のラミネーターラインでシートを貼り合せる大型機械

求める人材

採用情報はHPに詳しく明記されています。給与水準については、「社員の車を見れば分かると思います」と亀田専務。いい車が多かった。なるほど。

欲しい人材は、「やる気があって頑張れる人」。ただ、労働時間が長いわけではありません。納期直前には残業が必要になることもありますが、通常は8時~16時45分残業は月に20時間程度だそうです。

女性は3人

女性社員は現在3人で、2人が事務、1人が経理。現場や設計にはいません。でも女性も歓迎だそうです。亀田専務が入社する前には女性で設計にたずさわっていた人もいたそうです。平均年齢は42歳

社風はというと、「社訓もないし、けっこう自由だと思います。忙しくても納期に間に合うなら早く帰ってもかまわない」と庄内氏。

取材を終えて

世の中には機械が好きな人って多いですが、そうした人にとって庄内機械ほどやりがいを持って仕事ができる会社はそうないと思います。今募集している設計の仕事は最終的に求められるスキルは高いですが、やる気のある人をゼロから育てたいと言ってくれているので、未経験者だけどプロフェッショナルになりたい人にはチャンスです!!

◆庄内機械の企業情報や採用情報は以下の秋田県就活情報サイト KocchAke!でご確認ください。

KocchAke! は、秋田県内企業の就活情報が満載のサイトです。

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